お掃除ロボット付エアコンの分解クリーニング

 通常は掃除のためにここまで分解する機会はめったにありませんが完全に汚れを落とすための手順として紹介します。

 左の写真はエアコン室内機の部品をすべて取り去ったベースでこの部品が壁の取り付け板に固定されています。

 右の写真は、ベースから取りだした熱交換機です。お掃除ロボットのフィルターを通り過ぎた微粒子の汚れが蓄積して目詰まりが発生しています。

 この部分は通常の場合、正面からだけ掃除することができます。

 熱交換機のアップ写真です。表面おもて面(画面上)よりも折り返し部(画面下)の方も目詰まりが進んでいます。
 熱交換器を上面から見た写真です。上側が折り返された壁側になります。
 エアコンから取りだしたファンです。
 ファンの汚れを拡大した写真です。この部分に成長する汚れは回転するファンの遠心力に耐えられなくなると吹き出し口より風とともに室内に飛び出して来ます。
 熱交換器より流れ出す除湿水を受ける水受け皿で通常は吹き出し口の上部が受け皿になっています。
 水受け皿の汚れ拡大写真です。このエアコンは設置後1年が経過しています。

 エアコンの取り付け板です。通常はエアコンの後ろで壁に固定されているので見ることはあまりありません。

 今回は取り外したので、この部分も掃除しました。

 掃除が終わったエアコンのベース。黒く見える二本のラインの間に汚れやカビが付着します。
 掃除の終わった熱交換器をベースに取り付け、上から見たところです。折り返し部の汚れも完全に除去できています。
 上の写真を正面から見たところです。通常はこのように見えます。下の空間に吹き出し口がつきます。
 ファンとファンモーターを取り付けました。右側に白く見えるのがファンモーター。ファンは熱交換器の裏側にありますが見えませんね。
 吹き出し口を取り付けました。吹き出し口の上が排水の受け皿になっています。

 お掃除ロボットを取り付けました。

お掃除ロボット付エアコンのクリーニングはロボットユニットを取り外さないと熱交換器の洗浄ができません。

 制御装置を取り付けました。右上の黒い部分です。

 フロントパネルを取り付けました。

 お掃除ロボット付エアコンと言ってもカビが生えたら洗浄が必要です。

 特に寝室や台所に隣接する部屋のエアコンはホコリをロボットが掃除してくれるので手入れがいらないと勘違いしがちですが、使用すれば普通のエアコン同様に熱交換器とその内側についた汚れにカビが発生して分解洗浄が必要になります。