冷房エアコン(クーラー)のカビ予防法

なぜ必要なのでしょう?

 夏が終わった冷房専用機はほとんどの方が使用後放置されているのではないでしょうか?。吸気フィルターの清掃はもちろん必要ですが、実はもっと大切な事があります。

 夏のあいだ、エアコンの排水ホースからは水がじゃんじゃん流れ出しているのは皆さんもご存じでしょう。では、この水はどこから来ているのでしょうか。

 夏のあいだ、部屋を冷房するために室内機の熱交換器はガスで冷却されているため、ここに吸い込まれた室内の暖かい空気に含まれる水分は冷却器表面で結露し、エアコンのとい(ドレンパンという)に落ち、排水ホースを通じて室外へ流れ出していきます。

 冷房が終わった時点で室内機の熱交換器表面とドレンパンにはまだ水分が残っているためカビの繁殖には適した湿度が保たれているおそれがあります。

 そこで、カビの繁殖を遅らせるために内部を乾燥させてやる必要があります。

いつするのか?

 冷房終了後、なるべく早い時期がよいでしょう。お天気の良い日に窓を開けておこないます。

エアコンの操作

 室外機が動作してしまうと、乾燥できないので次の操作をおこないます。
1. 設定温度を30度などの最高温度にセットします。
2. 風量はお好みでよいでしょう。
3. 乾燥に必要は時間はドレンパンに残った水分を考えると長い方がよいと思われますが2時間から6時間くらい送風しましょう。送風にかかる電気代はわずかです。