エアコンのリモコン

 今のエアコンは普段の操作はワイヤレスリモコンで行う物がほとんど。これらのリモコンは中にマイコンが内蔵されていて電池を電源に働いている。このマイコン、時々フリーズしたりする生意気なやつだったりする。当然フリーズしたリモコンは使えないので、電池を一度、取り外してから運転ボタンを数回押してやる。すると内部の残存電圧が無くなりリセット復帰させられる。故障したと思ったときは一度試してみよう。

 いろいろな形の各社のリモコン。エアコンに限らず、知らないうちに落としたりぶつけたりして以外と壊しやすい。基本的には壊れたリモコンと同じ物を入手する。このときはエアコン本体の品番で手配するのが一般的。

 これは松下の修理交換用リモコンのひとつで本体に附属していた物の代わりに使用できる。価格も2000円とリモコンの中では非常に安い。残念ながら他社の物にはつかえない。発注に本体品番が必要なのはこのように代替部品が用意されている事があるため。

 上のリモコンのふたを開いたところ。設定に必要なボタンは扉の中に、普段よく使うボタンは扉の外に配置されている。

 機能限定のシンプルリモコン。難しい操作が苦手な人は普段こんなリモコンが使えるといいのかも。これも松下電器専用なのが残念。

 リモコンが故障して代替え品が入手不能の古いタイプ(家電統一リモコンコードになる前の機種)の場合、分解修理が可能な場合もある。これが無いと壊れていなくてもエアコン本体の設定ができない。

 突然リモコンが使えなくなった場合、同じメーカーのエアコンが他の部屋にある場合はそれを使って運転できる場合も、とりあえず試してみよう。リモコンが他に無い場合は本体のふたを開けると応急運転用のスイッチがある場合はそれで急場をしのげる。中には移設の時に使用するためのスイッチだったりするので、この場合サーモが効かないので気をつけよう。

ところで、以外と多いのが電池によるトラブル。リモコンによって入れる電池の方向が同じ方向にそろえる物と、逆方向に入れる物とがある。また、古くなった電池を取り出したまではよいが、別の古い電池を入れたため動かないのもけっこう発生するトラブル。リモコンが必ず悪いとはかぎらない。