着火しないのは普段の手入れ不足

 ファンヒーターの燃焼方式には後ろ、または横に空気を取り込むフィルターがついている物があります。
 空気と一緒に部屋のホコリも吸い込むので、フィルターが汚れます。
 広い部屋用のものほど、または寒い日ほど吸い込む空気が増えるので掃除はこまめに行いましょう。

 一見、汚れが分かりにくい吸気フィルターですが、透かしてみると詰まっているのがわかります。
 指やモップでホコリを取っているとこのように目詰まりを作ってしまいます。

 掃除機でホコリを吸い取り、透けて見えるようになったフィルター。上の写真と比べると一目瞭然です。
 着火しなくなってから慌てて掃除しても手遅れです。
 なお、こうして発生したファンヒーターの故障は部品交換は不要な場合があります。(他の消耗品はのぞく)ただし、危険を伴うので、無資格修理は厳禁です。