二漕式洗濯機のカビの様子

 一見きれいな2漕式洗濯機。見えないところはどうなっているのか見ていきましょう。

 洗濯槽をよく見てみると矢印の部分には全自動のカビと同じ色がみえています。

 これは洗濯機の回転翼のネジを外すドライバービットを示します。通常使われている上のビットとは太さに差があります。ビットの先がネジにあわないと、洗濯物の破れの原因を作ってしまいます。

 水位調整用オーバーフロー口を外したところ。これはカビが・・・どころの騒ぎではありません。こまめな掃除が肝心です。

 排水口のふたを外したところ。一面に茶色や黒のかびが見えています。

 先ほどのドライバーを使用して外した回転翼の裏側。中央部は特に茶色い物が厚く付着している。

 カビ取り洗浄のために排水ホースを立てて。洗濯漕いっぱいまで水を入れ、洗浄剤を投入しておく。

 排水ホースの中を覗くと水がみえる。この水位は洗濯漕に入った水の水位と同じ高さになる。

 オーバーフロー口にあったヘドロを集めてみた。この程度はまだまだかわいい方である。あなたの洗濯機はいかがでしょう?
 洗濯機を12時間ほど放置して洗浄するのだが、このとき洗濯機の下に水が落ちてきたら要注意です。2漕式の洗濯機の場合、回転軸から真下に水が漏れた場合、洗濯機を使用するとプーリーで洗濯機内部にまき散らされた水がモーターをぬらして漏電、感電するケースがたまにあるので注意!