灯油を保存するドラム缶を長い間使っていると内部が錆びてきて灯油に錆が混入してしまいファンヒーターの燃料系統を詰まらせ故障になる場合があります。上澄みを使えば問題が無いと考えがちですが、灯油ポンプは常にドラム缶の底の灯油から吸い上げてくるのでいつまでも灯油には錆が混ざり続けます。
写真の灯油は故障したファンヒータから抜き取った灯油を6時間放置した後の物ですが、一定以下の大きさのさびの粒子はいつまでもブラウン運動により沈殿する事なく濁ったままです。