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修理にかかる費用を考えるときに買い換えた方が得か、直す方が得かは誰もが当然考える事です。壊れた品物があなたにとってかけがえのない一品だとすれば修理代金は問題ではないというケースもありますがほとんどの場合はそうでは無いでしょう。
修理代金はその製品を元の性能に復活させるために必要な交換部品と修理に使う補材(たとえばハンダなど)プラス修理技術者の技術工料の合計金額になります。
交換部品の価格は使用されている部品の性能にもよりますが一般てきには性能が高い製品ほど高性能高品質の部品が使用されているため高価格になりがちですが例外もあります。一例がエアコンの部品価格で一般的にディスカウント商品に使用されているある部品は六千円から一万数千円するのがM社の同パーツはわずか二千円で供給されていたりしますので、いちがいに低価格品だから安く修理できると言うことでは無いようです。
さて、修理品にかける費用で新品が買えるのでは?と言う問題は二つの事を考える必要があると思います。
まず、修理価格で買える程度の品物の品質は壊れた品物と同じでは無いということです。最近は価格破壊とかで単価がどんどん下がっていますが品質は単価に比例していると考えるべきです。メーカーも取扱店もその価格で利益を出して行かなくてはなりません。
次に比較して欲しいのは、あなたがその製品を入手した価格と修理価格です。あなたが買った値段が修理にかかる費用と比べ十分高かったならば、その製品は修理した方が経済的なのではないでしょうか?
修理品は使用された年数と使用環境によりコンディションが様々ですので、どちらがいいと決めつけるのは危険ですが、以上の事を考慮して実状にあった方法を選択してください。