冷暖エアコンのカビ予防

なぜ必要なのでしょう?

 冷暖エアコンといえども夏のあいだの動作は冷房機と同じです。冷房エアコンのカビ予防のページを参考にしてください。

冷暖だけの効果効能

 冷房専用機の場合、送風運転をすることで内部を乾燥させてカビの成長を遅らせる事ができますが、冷暖エアコンの場合は夏のあいだに水分と一緒に熱交換器に付着した、人の匂いや空気中に含まれる生活臭を蒸発させることができます。また、熱交換器を暖房温度まで上げてやることで付着しているカビの胞子を不活性化できる可能性があります。

エアコンの操作

 熱交換器の温度をできるだけ高くするため、次の手順で操作します。また、悪臭が出る場合があるので、窓を開け換気をよくする必要があります。
1. 運転モードを暖房にセットします。
2. 温度調整を最高温度30度などにセットします。
3. 風量は微風など、できるだけ少なくします。
4. 室内機の温度が上がるため運転時間は20分から30分くらいで十分でしょう。

 運転中、機種によってはきしみ音(ピシピシなど)が出る場合がありますが、心配ありません。また、終了時ゴーッと言うようなガスの吹き出す様な音がする場合もありますが、ガス圧の変化によるものですので心配ありません。